ファーストビーチ(フェリー) 呉~江田島航路

* ファーストビーチ(株)は、瀬戸内シーライン(株)に社名を変更しています。


広島県呉市から、対岸の江田島市小用を結ぶ航路。
陸路だと、音戸の瀬戸を通り、倉橋島経由で1時間弱。それに対し、この航路の所要時間は20分。船のダイヤにうまく合わせれば、時間のメリットは大きい。
運賃は、普通車2100円也。(一名分の運賃380円を含む)


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船は、向きを変えないでこの区間を往復している。
車の乗船下船は、常に前方への一方通行。江田島での乗船時は、船に書かれた「呉行き」の文字を、必ず見ることができる。フェリーは一船で運行していると思われるが、片道20分の航路を50分間隔で運行できる秘訣は、ここにありそうだ。ピストン輸送とは、まさにこのことだろう。

正式な船首はどちらになるのか、素朴な疑問が浮かぶ。


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(旧)小用港待合所の券売機(2007年1月撮影)。
みかんの販売が、島ののどかさを感じさせる。
船内の自動券売機でも、切符は購入できる。
現在は、新しい待合所になっている。

定期券運賃が表示されていることからも、このフェリーが通勤通学客の重要な足である事をうかがわせる。

車での乗船の際は、所定の整列位置で待機。船が接岸し、車の下船が終了後、直ちに乗船。停止位置へ誘導されたあとに、切符売りのおばさんがやってくる。あらかじめ乗船券を買う必要は無い。とても安直、かつ、のどかな感じ。


2007年12月31日、15時35分発。
乗用車が1台のみ。乗船客は10名程度。


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2階船室の様子。広々としている。
船室の外に、飲物の自動販売機あり。
車で乗船の際は、車中で待機することも可能。

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広島(宇品)行き高速船。
同型船が、呉行き高速船としても運用されていると思われる。
高速船利用の際は、運賃の他に、呉まで高速料金150円が別途必要。所要時間は10分とのこと。


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車両甲板の様子。


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客室へは、急な階段を上る必要がある。
主に年配者向けに、車両甲板にも小さいながらか客室が設けられていた。乗船時間が短いことから、一般乗客の利用も可能らしい。


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車にお飾り、船に門松・・・? 乗組員にとって、「船は第二の自宅」というところだろうか。見る方も、心が和む。


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呉入港前、石崎汽船の松山行き高速艇に追い越される。


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建造中の大型船や、「てつのくじら館」の潜水艦が見えてくると、間もなく呉に入港。下船後、折り返し便への乗船が、直ちに始まる。

輸送機関としては電車やバスと同じだが、流れる時間が緩やかに感じられるのは、私が旅の空だったことだけが理由ではなかろう。「通勤に時間を費やす」のが同じならば、この航路を利用する人がちょっとうらやましい気がした。

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