帝国ホテル 東京
東京都千代田区。
JR有楽町駅から徒歩5分程度。
本館とタワーから構成されている。客室数は1000以上、レストラン、ラウンジは15ヶ所以上。ショッピングアーケードも充実。日本屈指の大規模、そして伝統あるホテル。
本館上層階、インペリアルフロアーのデラックスツインに宿泊。
エレベーターホールに自動ドアを設置。ルームキーを通さないと、それが開かない。係員も常駐。明らかにこちらの顔を覚えており、セキュリティーのレベルが高い。
部屋は、ごく最近改装され、清潔感がある。
部屋自体は、シンプル。木目の家具や間仕切りが、落ち着きを感じさせる。入口からベッドルームまでの通路の幅が、広いと思われる。
羽根布団が薄く感じられ少々心細い気がしたが、実際は上質な物のようである。これにも清潔感を感じた。
部屋から日比谷公園の眺め。公園に近い部屋は、グレードが高いらしい。かなり広い部屋もある模様。
反対側ウイングの部屋からの、汐留方向の眺め。
高層ビルの夜景はきれいだったが、昼間の眺めはコンクリート色が目立ち、あまり面白みを感じない。
洗面所にも液晶テレビが設置されている。バスタブの中からも、これを眺めることができた。
湯船のお湯張りは、全自動。湯温度も、好みに調整できる。
「栓」が自動で動くのは、私は初めて見た。
朝食のルームサービスを、前日に時間指定で予約をした。
翌日、指定した時間の2分ほど前にドアの外に気配を感じたので、ドアスコープで覗いたところ、すでにワゴンが用意され係員がメニューの確認をしていた。時計を確認し、予約時間ピッタリに部屋のチャイムを鳴らしたことには驚いた。必ずこうしているわけではないだろうが、基本のスタンスはこれなのだろう。そうそう真似できることではない。
大規模ホテルは、とかく大味になりがちだが、ここは表面的にはこれといって悪いところは見当たらなかったような気がする。マニュアルの充実もさることながら、従業員の意識も、他のホテルより幾分高いのかもしれない。
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