北海道から九州へ 

やってみたいことの一つだった。

羽田から飛行機に乗り、那覇に降り立った時の気温差は感じた経験があるが、他の区間で同じことを感じられるとすれば、札幌~福岡だろ・・・と、ずっと思っていた。

マイルがだいぶ貯まったけど、全部使ってしまうと次の楽しみがなくなるから、一部を使って旅に出た。

東京~札幌は国内有数の幹線。運航便数を見ても、どうかしたのか・・・? と感じるほど多い。機内も、連休中とはいえ(11月22日)男性客が多く、単身赴任中で束の間の帰宅・・・ と見受ける人が少なからずいた。後方座席は団体旅行客がとても多く、どことなく賑わっている。ビジネス、観光・・・どちらも大変需要のある路線だ。

猪苗代湖辺りまでは景色が眺められたが、その後は雲が多くなり、着陸直前の苫小牧まで雲上飛行が続いた。

札幌で降機。ボーディングブリッジがあるから外の気温などわからない。レンタカーに乗りこむ時も、体が温まっているせいかそれほど寒さを感じない。厚手のジャケットで大丈夫じゃないか・・・なんてたかをくくっていたのも束の間、前述の勇払駅でカメラを手に散歩していると、5分もたたないうちに寒さに襲われた。晴れ間は覗いているが、どう見ても関東の真冬の気候だ。早々にレンタカーに戻り、寒さを実感することは成功(?)した。

翌日、「生キャラメル」の繁盛ぶりを見ながら福岡行に搭乗。想像より搭乗者が多い。観光客もいるし、やはりビジネスマン風情の人も見受けられる。世界・・・と言わないまでも、日本を股に掛けて働いている人が少々うらやましい。

日本海側の飛行だから、左側の座席からの眺めが楽しいだろうと思ってそちらを選んだが、この日もさえない天気のため雲上飛行が続き、離陸後2時間で、やっと景色が見えたと思ったら、機長の案内では鳥取とのことだった。間違いなく列島縦断なのだが、景色が見えないと実感がわかない。

安定、そして単調な飛行のまま、午後4時半過ぎに福岡に到着。ちゃんと着いてくれることは、この上もなく有り難いことだが、どうも感動がない。かと言って、大揺れで必死こいて到着・・・でも疲れる。ちょうどいい具合というのは、なかなかないものだ。

宿へ向かうためタクシー乗り場へ。外の陽気は・・・明らかに温かい。電光表示では気温は14度で、数時間前の北海道との差は10度ほどある。風が少々生温く感じるのも、気のせいではないだろう。上着を脱ぐには心細いが、北海道と同じ服装でここを歩くと、少々大げさに見られるに違いない。

最終日、福岡へ行った証拠にと、待合所近くで梅が枝餅(梅ヶ枝?)を購入、再び機上の人となる。
連休最終日の夕方ということもあり、満席。東京~札幌線と同様、かなりの便数があるが、少なくともこの時間帯は需要を満たしていないようだ。不況下で、全くうらやましく感じる。

離陸後すぐに雲上飛行、次に見えた景色は首都高速の浮島ジャンクションだった。景色を眺めるフライトとは、今回は全くと言って良いほど縁がなかった。

羽田もボーディングブリッジがあるから、外気温は全くわからない。駐車場へ出た時に感じた風は、福岡と変わらないような・・・。

あまりにあっけなく帰宅し、「夢でも見てたか・・・?」と思ったが、梅が枝餅の包み紙が、旅が現実だったことを証明してくれる。

気温差は確かに感じた。やってみたいことを実行できた満足感も得た。ビールを飲みながら、機内から眺めた雲を思い出し、いつの間にか眠りについていた。

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