母の一言

 東京マラソンで、松村邦洋さんが倒れたことは大きく報道されている。立派な体格ゆえ、42.195キロの時間内完走は、ちょっと大変じゃないか・・・? とは、多くの人が思うことだろう。毎日、規則正しい生活をしながら、入念な準備をしていれば話は別だが、職業柄、きっと不規則な生活の中、準備などいくらもできていなかったのではないだろうか。メディアへの露出は多いのだから、そんなに気張らなくてもいいのに・・・なんて思いながらテレビを見ていたら、ただ一言、「かわいそうにねぇ」と、隣にいた母が言った。

 もちろん気の毒に思うが、私の仕事柄とでもいうか、何か事が起こると、すぐに下手な分析を始めてしまう。何が原因だったか、その側面には何があるのか・・・ タレントが名を売るために頑張りすぎたんじゃないのか? 正直、最初の感想はそれだった。

 本来、人に訪れてしまった不運を、自分も一緒に気の毒に思うのが普通だ。利害関係が絡んでくると、それもきれいごとになってしまう可能性があるが、少なくともテレビタレントと私の間にそういうものは全くない。あるはずがない。あるぐらいになれば、私もたいしたものだ。

 タレントとしての名誉、栄光は意識するだろうが、マラソン中に目指すのはただ一つ、ゴールラインのはずだ。たどり着けずにリタイヤ、それどころか生死の境をさまようようなことになってしまったことを、本当に気の毒に思う。

 今は、ただ、早く快復してくださることをお祈りする。

 母には、まだまだ教えられることがあるようだ。

 

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