判断 その2

 「3キロ先 渋滞10キロ30分」の表示が出ている。 高速道路を下りての迂回路はすぐに頭に浮かんだが、30分であればこのまま行った方が早いかな・・・ と思っていた時、緊急地震速報が流れた。3車線のうち、一番左側を時速100キロで走れる程度の交通量だったが、周囲の車はすぐに速度を落とし始め、車間距離が縮まり、自分の視界に入る車が一気に増えた。

 本当に大地震だったら、渋滞に加え交通規制になるだろうから、激しい渋滞に入ってしまうリスクがあるんじゃないか・・・ でも、ハンドルをとられるほど揺れてないし、ラジオからも揺れ自体の情報は流れてこない。どうするべきか考えているうちにインターチェンジに差し掛かったので、迷いながらも出口へ向かった。何が起こっているのかわからなかったが、走行可能な状態が続いていたから、頭に描いていた迂回路へトラックを進めた。

 結果はあの通りで、地震が発生したと言うことに関してはまったくの誤報ではなかったものの、でかいのは騒ぎだけだった。早く帰社したいにもかかわらず、到着が予定より4~50分遅れたのが、私の結末だった。

 気象庁の会見で、担当の部長だっただろうか、申し訳なさそうな面持ちで謝罪をしていたが、別にあの人が悪いわけではない。かなり進んでいる地震予知のシステムだが、偶然が重なってこうなったのであれば、仕方なかろう。詫びながらも、「緊急地震速報が流れたら身構えて」との主旨の話が印象的だった。あのまま高速道路を進み、本当に交通規制が敷かれたら、自分が身動きできなくなるだけでなく、たかが1台ではあるが渋滞を延ばしていたことになる。時間のロスになったが、自分の判断は間違いではなかったと思っている。

判断 http://blog.neko-sama.jp/201202/article_1.html

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