忘れ得ぬ言葉

 「企業戦士」 http://blog.neko-sama.jp/200610/article_2.html との夕食時、酔いも手伝い、本音で話をさせてもらっていた。「今後も折に触れてアドバイスして下さい」と私が言ったら、間髪を入れず「親父さんから言われてるから面倒見るよ」と言ってくれた。父が他界して3年経った日のことだった。

 彼が、私の父に一目置いてくれていたのはわかっていた。自分の父と一緒にいるようだ・・・とまで言ってくれていた。その気持ちがわかっていたから、私も彼を信用していた。そんな私を見て、また、彼は私をかわいがってくれたと思う。「面倒見るよ」は、軽々しく言えることではない。それを口にしてくれたことは、本当にうれしかった。姿は見えなくなってしまったが、この言葉を忘れたことはない。今でも墓参りに行くのは、このことの礼もあるのだ。

 母のデイサービスで世話になっている施設の所長が、転勤になった。彼が手がけているブログに、今までの礼を書き込んだところ、返信があった。それには、もちろん世辞が半分以上だろうが、私のことを兄貴のような存在だったと書いてくれた。自分勝手な私だが、彼の立場も考えて物の表現をしたと思っている。多少なりとも伝わっていたのであれば、この上もなく光栄だ。日頃の行き来でこのような感情を持ってくれることは、とてもうれしい。

 このありがたい二つの言葉は、決して忘れない。

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